スポーツ用品メーカーは世界中に有名なものからそうでないものを含めると無数にあります。
しかし各々背景は違えど「アスリートの為に」という気持ちはどの会社も変わらないことでしょう。
このページではスポーツ用品メーカーで働く際のやりがいについてお話をしていきます。
スポーツ用品メーカーで働くやりがいとは?①人の役に立てる

これはやりがいの半分を占めていたのですが、やはり私自身スポーツ好きだったということで同じスポーツ愛好家の方や自分が働くスポーツブランドを愛してくれる方の訳に立てるという点です。
商品を購入してくれるお客様は子供から大人まで幅広くいて、多くの方の訳に立てているという気持ちは常に持っていました。
誰からの訳に立てている実感はどんな人もモチベーションに繋がることなので、ハードワークではありますが大変な時こそこの気持ちは忘れずにいることが大切かと思います。
スポーツ用品メーカーで働くやりがいとは?②五輪選手をサポートできる

アスリートの中でもオリンピックに出場する様な選手は一握りでそういった選手をサポートできることは非常に名誉なことでした。
私がスポーツ用品メーカーで働いていた期間では6年という短い期間でも3人のオリンピアンと出会うことができました。
そしてどの選手もスポーツでの能力が最高峰ということのみならず人として尊敬できるくらいの人格者でいたことを非常に鮮明に覚えています。
あるアスリートはシューズの履き心地で少しでもズレを感じればミリ単位での修正を要望されたりとメーカー側の人間として敏感にならざるを得ない作業でした。
実際にオリンピックでメダルを取ったアスリートもいて、そのレベルに行くには自分にも厳しくないと頂点に登ることはできないのだなと近くにいて感じました。
スポーツ用品メーカーで働くやりがいとは?③同僚と共通の話題で盛り上がることができる

会社に勤めるにあたって上司や同僚と合うか合わないかという点はとても重要なポイントと言えます。
特に会社の業種としてスポーツ用品を扱うということで、ほとんどの社員は何らかのスポーツをしていたり、スポーツが好きで入社している人が多いので会話をする時もスポーツの話題で盛り上がることができて仕事がしやすったですね。
特にちょうど野球のW杯があった時はイチロー選手のチャンス時のヒットで盛り上がったり、W杯でも夜遅くまで残業している社員で応援したりと楽しかった思い出があります。
仕事以外でもそういった空間を共有できることは素晴らしいことだと思います。
スポーツ用品メーカーで働くやりがいとは?④最新技術に触れることができる

どのメーカーでも毎年最新の技術を発表して競い合っている訳ですが、そうった情報にいち早く触れることができるのはスポーツ用品メーカーで働くことのやりがいかもしれません。
当然情報を発表前に口外することはできませんが、日々そういった最新技術を知ることでPR施策について検討できるため毎日の仕事に張りが出る印象でした。
日本市場は特に特別なマーケットな為、海外本社からきた情報をそのまま翻訳して流していては売れないので日本用にカスタマイズする必要があってそれはけっこう大変でしたね。
スポーツ用品メーカーで働くやりがいとは?⑤比較的自分がやりたいことが通りやすい

これは会社の雰囲気によっては異なるかと思いますが、基本的にスポーツ用品メーカーは少数精鋭で動いている印象で何か企画を動かしたいと思った時も周りを上手く巻き込んで行えればやりやすいところはあると思います。
例えばプロゴルファーを使ったイベントを打ちたい時にちゃんと売り上げてどれだけの効果があってというところが計算できていれば基本的にチームも応援してくれていたと思います。
ただ独りよがりでやろうとしても上手くいかないことが多いので、周りを巻き込むことが重要です。