スポーツ用品メーカーで働くことになると、その中にはたくさんの職種の人達が働いていることが分かると思います。
具体的にはどんな職種の人達がいるのでしょうか?
スポーツ用品メーカーの仕事内容とは?①マーケティング

物作りには順番があるのですが、ここでは一番初めに私が担当していたマーケティングのところから説明させていただきます(笑)
スポーツ用品メーカーはプロダクトを作った後に、何事もなく商品を店頭やECショップに並べたところで売り上げを最大化することはほぼできないと言っていいでしょう。
そこにはその商品の機能説明やヴィジュアル、キャンペーンなどといったお客様が買いたい!と思ってもらえる様な情報を足していく必要があるのです。
その役割を担うのがマーケティング担当の仕事です。
よく言われているのは1円のものを1,000円の価値がある様に見せて売るのがマーケティングだというマーケターもいますね。
スポーツ用品メーカーにおいてのマーケティングはその他にも、卸先が商品を買い付ける展示会の企画・準備をしたり、サポートしているアスリートのケアなどその業務は多岐に渡るのです。
スポーツ用品メーカーの仕事内容とは?②商品企画・デザイン

物作りを仕上げていく前の段階で、どんなものが売れるのか、どんなデザインをするのか考えていくのが商品企画やデザイナーの仕事です。
シューズ、ウェアなど数ある商品に対してそれぞれ担当するデザイナーがいるイメージです。
展示会などでもそれぞれの商品コンセプトに対して営業と協力して受注を目指していく様なところがあり、非常にタフな仕事と言えます。
やはり世の中の流行や情報には常にアンテナを広げている人が多いイメージです。
スポーツ用品メーカーの仕事内容とは?③MD(マーチャンダイザー)

MD(マーチャンダイザー)は実際に商品を開発していくにあたって、販売計画を立てたり、予算を立てて目標を作っていきます。
実際に何がいくつ売れるのか予測して商品を作っていくプロセスに繋がっていく為、要らない商品を過剰に作ってしまわない様になど非常に重要な役割と言っていいでしょう。
数字に強い人の方が向いていますね。
スポーツ用品メーカーの仕事内容とは?④営業

そして商品を作ることが終われれば、それを先頭に立って売るのは営業の仕事です。
現代では大手のスポーツショップから小さな町のショップ、ECなど商品の卸先は多岐に渡ります。
専門的な知識が必要な場面が多いかと思いますが、ただ実際にスポーツ用品メーカーの営業担当と話していると人当たりがいいスポーツ好きのお兄さん、おじさんタイプの人が多かったと思います。
スポーツ用品メーカーの仕事内容とは?⑥EC

いまコロナ禍もあって、更に売り上げを伸ばしているのがECの分野です。
店頭で接客を受けることなく、パソコンやスマホがあれば数クリックで家まで商品を届けてくれるので便利なツールとなっています。
実際にスポーツ用品メーカーでもEC専門の部隊を持っているので、新規商品の登録などEC担当で予算を持って取り組んでいることがほとんどです。